阪急宝塚線の中山観音駅から徒歩約1分の所にある安産祈願で有名な中山寺。
京阪神エリアにお住まいの方なら知り合いに一人くらいは中山寺で腹帯を授かった方がいるのではないでしょうか。
そんな中山寺ですが、安産祈願と同じくらいに梅の名所としても有名です。
それもそのはずで境内にある中山観音公園には、なんと約1000本の梅林があり、
3月第一日曜日に行われる梅開きが行われると、多くの方が梅の花見のために境内を訪れます。
鮮やかな赤い欄干や石階段や石灯籠などを背景に、シルクのような純白の梅の花、頬を赤く染めたようなピンク色の梅の花が咲き誇ります。
花の香りも感じられるぐらい、梅林を間近にできる幻想的な空間になっており、近隣の方だけでなく遠方からも多くの方が訪れます。
山道にある石階段を登って行くと観音立像が見守る広い公園に出ます。
公園は、ベンチに座ったり、持参したシートを敷いて腰を下ろしてくつろぐ方の休憩スポットです。梅林の公園からは西宮にある甲山も見えます。
梅開きに合わせ、梅の実を使った梅酒「紫雲」と梅シロップ「みやすうめ」を販売しています。
公園内の斜面一面に咲き誇る梅林は大変見事なもので、是非一度は足を運んで頂きたい名所です。
アクセスは阪急宝塚線を使うのが最も便利なのですが、JR宝塚線の中山寺駅からも約5分程度で歩いて行くことが出来ます。
車の場合は、まず阪急宝塚線の中山観音駅を目指して行くことになりますが、中山寺にはお寺の専用駐車場がありません。
ですので近くの民間の駐車場を探して止める必要があります。
その場合満車で駐車できない心配もありますので、個人的には阪急宝塚駅の近くの大型駐車場に一旦駐車して、
そこから阪急電車で行く方法がおすすめです。