2019年6月16日 梅酒の学校

皆さんは「梅酒の学校」というものをご存知でしょうか。
この「梅酒の学校」は参加者が自分で梅狩りをして、自らの手でタンクに入れて、全員でオリジナル梅酒を作りに行くというもの。
梅狩りから梅酒作りまで一貫して行うという他では体験できないイベントになっています。
また梅狩り、梅酒作り以外にも、行き帰りのバスの中では様々な梅酒を飲んだり、梅干し作り体験をしたりと一日梅づくしのイベントになっています。
今年は6/16(日)に梅酒の学校が開催されました。令和になって初めての梅酒の学校です。

今回梅シロップ・梅酒のことを今まで以上に中山寺の参拝者の皆様にお伝えできるよう、この梅酒の学校に中山寺の梅シロップ・梅酒販売スタッフ全員で参加しました。
伺ったのは和歌山県みなべ町にある「 紀州高田果園 」さん。梅の産地であるみなべ町の 紀州高田果園さん に多くのことを学びに行ってまいりました。

紀州高田果園さんは、「南高梅」の発祥の地とされている農園です。そもそも南高梅とは、旧・上南部村で高田貞楠によって作られたものです。上南部の「南」と高田の「高」の字をとって南高梅と名付けられています。

紀州高田果園 さんに伺う前に、まずはみなべ町の須賀神社で参拝です。こちらの神社は実際に梅収穫の祈願も行なっている神社です。参加者の皆さんで、今回の梅酒の学校の成功と無事を祈願しました。

食事後は、いよいよ 紀州高田果園 さんへ。まずは 紀州高田果園 さんで梅狩り体験を行います。梅酒用の梅というと、青い梅を想像するかと思います。ですが、こちらで収穫するのは青い梅だけでなく、熟して黄色や赤色になって熟したものも収穫します。熟した梅は、桃のような甘くて爽やかな匂いがして、普段売っているものとは大きく違います。また、実際になっている梅はかなり大きく育っているものが多く、通常出回っている梅よりも大きな梅を収穫することができました。

その後は、梅干し体験へ。こちらも 紀州高田果園 さんで作っている有機のしそと南高梅を使って、梅干しをびんに詰めていきます。梅としそをバランスよく詰めていき、最後に梅酢を入れて、完成。後は3週間から1ヶ月で美味しい梅干しが出来上がります。

作業の合間には、梅ジュースをいただき、加えて梅酒や梅ジャムなどの試食などもさせていただきました。参加者の皆さんも美味しい梅酒、梅干し、梅ジャムなどお土産として買って帰る方もたくさんいました。

最後は全員で狩った梅を使って梅酒作りを行います。ブランデーを入れた大きなかめの中に梅と氷砂糖を入れて漬けていきます。
氷砂糖にはロックとクリスタルという2種類があり、今回は梅酒用に溶けやすいロックを使用。中日本氷糖さんの氷砂糖を入れて、梅酒作り体験をしました。この梅酒はこの後1年以上漬け込んで実際の梅酒として完成します。参加者の皆さんも梅酒の出来上がりを楽しみにしておられました。

こうして、梅酒体験は終了。帰りのバスでも100種類を超える梅酒を飲み比べて楽しむなど、梅つくしの一日となりました。

普段何気なく目にしている梅酒や梅干しなども実際には多くの過程を経て出来上がっています。急斜面の中での収穫や梅酒作りなど実際の作業は大変なものが多く、普段目にする梅酒や梅干しなどは農家の方や他の方の努力によって作られていることを実感しました。
皆さんも梅酒を楽しむ際には、農家の皆さんや梅酒作りをされている方々のことを考えながら飲むと、よりいっそう美味しく飲めるかもしれませんね。