妊産婦の秋の過ごし方

妊産婦の皆様、暑かった夏も終わり、涼しい日が増えてきました。これからの季節は昼間に外出しやすくなります。
その一方で朝晩は冷える日も多く、日中との寒暖差が激しい日も増えてきます。
秋は過ごしやすい時期ではありますが、妊産婦の方にとっては、この季節だからこそ気を付けたいこともあります。
そこで今回は、妊産婦の方が秋をどう過ごしていくかまとめてみたいと思います。

①お昼間は適度に外出してリフレッシュを
安定期に入っている妊産婦の方にとっては、適度な運動をするのが良いです。
体を健康に保つと同時に精神的にもリラックスできます。
夏の間は外出が難しかったですが、秋になると気候的にお昼間に外出しやすくなります。
夏はお家でのストレッチなどが中心だった方も適度に散歩するなどして、心身ともにリフレッシュしていきましょう。
また、無理に運動をしようと思うのではなく、ショッピングのついでにウォーキングする、ショッピングモールなどでゆっくり歩くのでも大丈夫です。
赤ちゃんが生まれた後のことを想像しながら、お昼間にショッピングに出かけるのも良いですね。

②朝晩の冷えに備えて羽織れるものを
秋は過ごしやすい日が多いですが、朝晩を中心に冷える日も増えてきます。
妊産婦の方は、体への締め付けが強い服装は避け、ゆったりとした服装が望ましいです。
ただ、秋は寒暖差が激しい日もあり、昼間は暑いのに、日が沈むと一気に寒くなるということもあります。
できるだけ重ね着を心がけて、気温に合わせた服装にしましょう。
特に妊産婦にとって体が冷えることは避けなければなりません。
冷え対策として、昼間は暖かい日でも夜に備えて上に羽織れるものを準備しておくと良いでしょう。

③水分補給をしっかり行う
これから涼しくなってくると夏場に比べて水分補給する機会が減ってきます。
ただ、一般に妊婦の方は、通常よりも多めに水分を摂った方が良いとされています。
また、今後冬に近づいてくると乾燥も気になってきます。
そのため、妊婦の方は秋になり、涼しくなっても水分補給を忘れずに行いましょう。
とはいえ、一気にたくさんの水分をとるのは大変です。
こまめに少しずつでいいので水分を補給して体調を整えていきましょう。
なお、妊婦の方は外出中でも水分補給ができるようにマイボトルを持参するのが良いでしょう。

妊産婦の方にとっては秋は過ごしやすい季節ではありますが、気候が変わりやすく気候の変化にうまく調整していく必要があります。
この秋を健康的に過ごして、出産を迎えるようにしましょう。