【中山寺の梅酒】 安産祈願寺の梅酒ってどうして使うの?

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大本山 中山寺は、安産祈願で知られる寺院です。

境内に咲き乱れる梅の花でも知られており、3月第一日曜日に開かれる梅開きを皮切りに多くの方が訪れます。

淡いピンク色や純白に染まった境内は、
妊婦の方が気軽に訪れることができるように、
エスカレーターやエレベーターを設置されているので、
年齢や性別にかかわらず大勢の方で賑わいます。

数年前より中山寺では、梅の花の開花時期に合わせて梅酒と梅シロップを販売しているのをご存知でしょうか。
ちょうど3年くらい前に梅酒ソムリエの方が中山寺で採れた梅だけで造られた梅酒で、

年間30回だけ不定期に販売される秘蔵の梅酒のようです。

本堂の近くに設置された販売所(簡易的)では、

「みやすうめ」と名付けられた梅シロップ・「紫雲」と名付けられた梅酒

が販売されています。

みやすうめと紫雲は、3月第一日曜日に開かれる梅開きの際に僧侶が集まりご祈祷上げた後、販売が開始されます。

中山寺境内にある梅を原材料としているため、生産量の少ない限定商品なので貴重です。

みやすうめ(梅シロップ)は名前の通り全くお酒が入っておらず、

味がカルピスの原エキスのように濃いため、
炭酸水や水で割って飲むとまろやかになり美味しいです。

アルコール分が入っていないので妊娠中や授乳中にも楽しめますし、
梅を原料とした天然クエン酸により妊産婦さんの疲労回復効果を期待できます。

アルコールの入った梅酒の「紫雲」は、
授乳が終わる(卒乳)時期まで保管し熟成させましょう。

授乳が終わった頃に、お乳をいっぱいあげることを頑張ったお母さんと家族を支えたお父さんが揃って、
すやすやと眠るお子さんの隣で楽しんでみてはどうでしょうか。