冬場の「冷え」に要注意!妊産婦の冷え対策と体の温め方
妊産婦の皆様、まだまだ寒い日が続いていますね。妊産婦の方にとっては、体の冷えは体調を崩すことにもつながります。なので、しっかりと体を温めてあげることが大事です。冷えが悪化すると、手や足がむくみやすくなる、腰痛になりやすくなる、便秘や下痢の原因になる、おなかが張りやすい、つわりが悪化するなどに影響していきます。
「体の冷え対策」を万全にしていきましょう。
冷え対策としては以下のことに注意しておきましょう。
1.温かい物を食べる
まずは温かい物を食べるようにしましょう。普段の食事から体を温めることが大事になります。うどんやスープ、味噌汁など汁物など、消化も良いものを食べるようにするとよいでしょう。食べ物で取りにくい時は、ドリンクとして温かい物を取るのも効果的です。ノンカフェインのコーヒーやココア、温かい白湯などを飲んで体を温めましょう。梅シロップをお湯で割ってホットドリンクとして飲むのも体を温めるのにおススメです。
2.重ね着で体温調整
次に体を温める服装を着るようにしましょう。特にお腹が冷えを防ぐため、腹巻や腹帯を身につけましょう。妊産婦の方は体への締め付けが強いものは良くないです。締め付けがきつくないものを着用してお腹を冷やさないようにしましょう。また、体温調整のために重ね着をして暑さ寒さの調整をしましょう。温かい服装をした際に、暑くて汗をかいてしまうと汗が引いて逆に冷えてしまうこともあります。厚い服を1枚着るより、重ね着で調整するようにしましょう。
また、冷えはお腹だけでなく、手足や首元も守る必要があります。ソックスや手袋、マフラーやストールなどで手足や首元も温めてあげるようにしましょう。
3.適度な運動を
加えて、担当の医師と相談しながらにはなりますが、適度な運動をするのも重要です。特に冬場は家に閉じこもることも増え、運動不足になりがちです。運動が足りないと血流も悪くなり、冷えにもつながってしまいます。家でストレッチなどをする、外で散歩するなど適度な運動をすることで冷えを防ぐようにしましょう。
妊産婦になると、ホルモンバランスの影響などで、これまで冷え性でなかった人でも「冷え」に悩むようになる方もいます。特に冬場は寒い日が多く、体を冷えから守ってあげることで、安心して出産に臨めるようになります。しっかりと体を温めて、体調を整えていくようにしてください。