春の訪れを楽しめる関西梅の名所スポット

2月はまだまだ寒い日が多いです。
とはいえ、これからは寒い日と暖かい日を繰り返しながら、季節は次第に春へと向かっています。
春と言えば、お花見の季節。
日本ではお花見と言えば桜の花が思いつく方が多いと思います。
しかし、春の訪れを告げるのは梅の花とされています。
日本では古くから梅の花を観賞して楽しむ習慣があり、関西でも多くの梅の名所が存在します。
これからの時期は梅の花を楽しむのにちょうど良い季節となります。
そこで今回は関西のおすすめ観梅スポットをご紹介します。

①大本山 中山寺
最初にご紹介するのが宝塚市にある中山寺です。
梅シロップ「みやすうめ」、梅酒「紫雲」の販売を行っている中山寺は、梅の名所としても有名です。
境内にある中山観音公園には、斜面にそって約1,000本もの梅の花が咲いており、梅が開花した姿を見ると鮮やかな春の訪れを感じるでしょう。
今年の梅林開花状況は以下から確認できます。皆さんも中山寺で梅を楽しんでみましょう。
http://www.nakayamadera.or.jp/news/43

②北野天満宮
全国天満宮の総本社である京都・北野天満宮も梅のスポットとして知られています。
境内には約1,500本の梅が咲いており、京都でも屈指の観梅エリアになっています。
梅苑は9:00~16:00となっていますが、2/28(金)から3/22(日)までの金土日は、日没から20時までライトアップされます。
夜のライトアップされた梅を見る機会は少ないので、是非この機会に観賞してみましょう。
http://www.kitanotenmangu.or.jp/

③大阪城公園
大阪を代表する観光地・大阪城のあるふもとにも梅の花が咲き誇ります。
大阪城公園内には全部で1,270本ほどの梅の木があり、雄大な大阪城を背景に梅の花を観賞することができます。
大阪城公園は梅の品種が多いのが特徴です。
100種類以上の品種が植えられており、さまざまな梅の花を楽しめるのが魅力的ですね。
大阪城内で是非早春の息吹を感じてみてください。
https://www.osakacastlepark.jp/flower/plum_grove2020.html

④南部梅林
梅の産地である和歌山・みなべ市に、日本一の大きさを誇っている南部梅林があります。
その梅の本数は約10万本と圧倒的な数で、山肌一面を梅の花が埋め尽くす壮大な風景は、一度は見ておきたいものです。
こちらはすでに梅の花が咲き始めており、2月中に訪れるのがおすすめです。
3/1(日)まで開園しており、期間中は土日祝日を中心に多くのイベントも企画されています。
是非訪ねてみてください。
https://www.minabe-kanko.jp/

⑤須磨浦山上遊園
神戸市内にある須磨浦山上遊園でも梅を楽しむことができます。
600本を超える梅の木があり、紅梅と白梅が楽しめます。
山上から明石海峡大橋を上から見下ろす風景の中で咲く梅を観ることができ、他にはない壮観な景色を眺めることができます。
家族連れでも楽しめる場所なので休日に遊びにいくのはいかがでしょうか。
http://www.sumaura-yuen.jp/

関西にも多くの梅の名所・スポットが存在します。
桜も良いですが、この時期は鮮やかに咲く梅の花を観るのもおススメです。
今年はやや早めに開花しているところが多いようなので、皆さんも2月中に是非春の訪れを感じてみましょう。