妊娠5ヶ月目の体の変化と安産祈願のオススメ

妊産婦の皆様、「みやすうめ」を販売している中山寺は安産祈願・子授け祈願のお寺として多くの方が参拝しているお寺になります。

安産祈願のお参りは、日本で古くからある習慣です。妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願にお参りにいくというものです。

妊娠5ヶ月となると、赤ちゃんも体の中で動きをとるようになります。個人差はありますが、胎動として赤ちゃんの動きを感じる方も増えてくる時期です。胎動を感じるようになると、より身近に赤ちゃんを感じられるようになるかと思います。妊婦の皆様やご家族の方も、赤ちゃんに話しかけてみる、おなかをなでてみるなど、赤ちゃんと一緒にコミュニケーションをとってみてください。

また、妊娠5ヶ月は、妊婦様の体つきも全体としてふっくらとしてくる時期であり、赤ちゃんを守るための皮下脂肪もついてくる時期です。そのため、これまで以上にタイトな服装をしているとしめつけがきつくなってきます。しめつけがきついと妊婦様ご自身も大変ですが、赤ちゃんの発達にも影響が出てきます。マタニティウェアを着るようにして、ご自身の体へのご負担を減らし、赤ちゃんを優しく守るようにしてあげましょう。

体つきの変化に加えて、妊娠5ヶ月頃に入ると安定期に入ってきます。個人差はあるものの、安定期に入ると、一般的にはつわりが治まってくるなど、お体も安定してくる時期です。また、精神的にも、ほっとする時期になり、少し余裕が出てくる時期でもあります。主治医の方とも相談してではありますが、適度に外出する機会も増やすといいですね。

赤ちゃんをご自身のお体で感じることも増え、また新たな楽しみも増えていく時期になります。体調と相談しながらではありますが、妊娠5ヶ月のこの時期を利用して、戌の日には安産祈願のご参拝にお出かけしてみてください。